冠疾患患者への経口抗凝固剤の有効性−−メタアナリシス
JAMA99年12月1 日号
2001年1 月15日
【データ】心筋梗塞等の二次予防の効果をワーファリンやクマジンといった経口抗凝固剤
(OA)とプラシーボ又はアスピリン投与群との間でのRCTを抽出【Table.1 】。OA
の予防効果と出血といった副作用の頻度を推計する。
【方法】修正マンテル-ヘンツェル法(1959年)。2×2表を統合し相対危険度を推定。
また分散も推定し、分散の大きさで重み付けする。
-------
f11f12 f11*f22
------- RR=-----------
f21f22 f12*f21
-------
f11*f22
Σ------------
n1i
RR=---------------------
f12*f21
Σ------------
ni
分散は
1
Σ---------------------------------------の逆数
1/f11+1/f12+1/f21+1/f22
------- -------
-観測発生数- -予測発生数-
- -−-(治療+ ----これでRRed( 減少率) を出す
-(治療群)- - 対照群)-
------- -------
【分析】INR(international normalization ratio) で抗凝固療法の程度で階層化。カ
イ二乗検定する。
対象となった全ての治験についてカイ二乗値を計算し、それを合計し、そこから全体の
カイ二乗値を引く
(O−E)2 GT2 (?)
カイ二乗値は Σ------−-----
V SIV(?)
┗
全体のカイ二乗値(自由度N−1)
【結果】【Table.9 】のように、中〜高濃度のOAはプラシーボより心筋梗塞や死亡を減ら
す。しかし、アスピリンと比較するとほとんど差が無い。一方、出血という副作用は確実
に増加し、アスピリンと比較しても高い。