化学療法によりいったん寛解した急性骨髄性白血病に、さらに自家骨髄移植を行うことは
再発防止や延命に有効か?
        The Lancet 98年3月7日号[EBM99年1・2月号21頁]
               99年5月17日岡本

【方法】イギリスやニュージーランド、アイルランドの163 施設において、急性白血病で
寛解導入した患者1509人について、自家骨髄移植(BMT)を行うことの再発防止や延命
への効果をみるため、無作為割り付け試験を実施した。

【評価】カプランマイヤー生命表を用い、log-rankテストで比較。96年10月1日まで観察
した。観察期間は7年、中央値は4.8 年。

【結果】再発率、寛解生存期間は自家骨髄移植をした群の方が有意にすぐれていた。しか
し、全体の生存期間はBMTの方が勝っていたが、有意差でず。